2016年10月15日土曜日

「子育てママの仕事デザイン」その2 -使えるものは使う-



前回

からの続きです。

Atelier はな緒 の「居場所づくり」は仕事づくりにもつながります。
仕事は毎日の暮らしを支えていたり、助けになるもので、
もっとあなたを自由にしてくれるものだと考えています。

何を基準にお仕事を選らんでいますか?
きっと十人十色、理由があります。

一日のうちのどれぐらいの時間を仕事に当てているか。
どんなお仕事場で過ごしているか、あなたの「居場所」今のままで満足ですか?

いつもどんな一日を過ごしているか、
改めて考えたりすることはそんなに多くないかと思います。

仕事につながるもの、今の状況から“つかえる”ものは何か。
ご相談いただいたお客さんと少しづつ、探って糸口を探します。

ご相談いただいたお客様の場合は、
・今はまだ子育てをメインにやりたい。
・家族の持つ土地や農地がある。(→現状後継者不足だったり、眠っている土地だったり)
・独自の観点で商品選定をするバイヤー的なことが好き。
(→いつもとても素敵なセンスで色んなものを教えてくれます。)
・探究心が強い(→気になることは、納得のゆくまで調べる)
・世界中色んなところに行きたい。(→タフでフットワークが軽い)

さて、ここからどんなビジネスモデルがつくれるのか。
可能性を探り、お客さんと一緒に考えつくりあげていきます。



※“おうち”づくりや“おみせ”づくりにもつながる、
「世界で一番好きな居場所」を考えるワークショップを開催しています。
(はな緒では住まいを“おうち”お仕事場を“おみせ”と表現しています。)

カフェでお茶をしながらのワークショップです。お気軽にお越しください。

(写真はうちの甥っ子です。ウチの姉妹が使ってたキャラクターのお皿を愛用してくれてます。)

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居場所づくり Atelier はな緒 
-”おうち” や ”おみせ” あなたの居場所を一緒につくります-

2016年10月12日水曜日

「居場所」をつくること



建築やインテリアの設計を学び始めた頃、
とある日、夜の図書館を通りかかりました。

祖母の住む家から近い、その図書館は、街の中心にあり、
昼間は同じ建物の中にある美術館や
その前にある広場は色んな人が訪れ賑わう場所。

でも私が出会ったのは、
閉館時間が過ぎて誰もいない建物はただの空っぽのグレーの箱でした。

たまたまその日は昼間にも、その図書館に行ったので、
人がいて、みんながそれぞれに本を読んだり、勉強したり、
図書館でのそれぞれの時間を明るい建物の中で楽しんでいたのを
私もその中の一人として、味わったばっかりだったので、
そのギャップにショックでした。

「建物はそこに人が居て、初めて活かされる。」
ということを改めてはっきりと感じました。

建物だけつくっても、使ってもらわないと・・・


この経験が今の「居場所づくり」自由に創り変える提案の仕事につながっています。

「“居場所づくり”って、なんの仕事をしているか。」言葉だけではなかなか説明しにくいのですが、
ハード的な環境(空間、建物などの要素、設備など)だけでなく、
ソフト的な環境(心理的なこと、人間関係、社会的要因、気候風土的なことなどなど)
両方合わせて考えます。

「その時の欲しい条件は何か、自分や家族、一緒に働く人たちに欲しいのは何か?」
これをまず、ご相談いただいた方と一緒に
現状を把握し、整理します。

そこから、望まれるような「居場所」一緒に考え始めます。
解決策のアイデアやデザインの提案に始まり、
時には新たなビジネスモデルの提案につながるものもあります。

欲しい「居場所」をつくっていく仕事です。

なので、Atelier はな緒の提案する「居場所」については、
おうちやおみせの建物や空間だけではなく、
ワークショップやイベント、色んな人とのコラボレーションも
「居場所」のひとつだと考えています。

そんな「居場所づくり」やその断片をブログでは少しづつご紹介していきます。


(写真は私が出会った図書館の裏側にある美術館です。)

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居場所づくり Atelier はな緒 
-”おうち” や ”おみせ” あなたの居場所を一緒につくります-
http://hanao-architect.tumblr.com/


“ What is in your place? ”

This phrase is on our “Atelier hanao’s” top page.

Our work is to custom your place what you need on your place.
We try to arrange or create your place not only hardware but also software.
Because these are connect each other.

So, our work is on design interior, architecture, products etc… - visible works.
And, make event, work shop, create new business plan and communication design etc… - invisible work.

We hope our work will be some help to make your wanted place.

Photo: Marugame Museum